年度別電力使用量

使用電力量の削減

弊社ではLED光源に業界内でいち早く着目し、生産設備や照明のLEDへの転換を推進してまいりました。

インキ硬化の技術向上により、オゾンの発生を抑え、少ない消費電力で使用できるUV-LED光源を 積極的に採用し、環境負荷の低減(省エネ)に努めております。

従来の油性インキは印刷後に乾燥させるために時間がかかりますが、UVインキは印刷した紙に紫外線(UV)を照射することでインキを瞬時に硬化させます。

従来の水銀やメタルハライドのUVランプを高出力型LEDに変更した結果、 LEDが持つ本来の低消費電力性と、LEDは印刷待機時の点灯が不要となることで光源部分の消費電力が大幅に抑えられました。
またUV硬化となったことで、乾燥工程から出る熱も従来方式と比べ大幅に削減でき、温室効果ガスの削減対策になっていま す。
SDGsの観点からも、LED光源が長寿命・オゾンレスであることは環境負荷削減効果につながります。

UVインキは従来型の油性インキで使用されていた、VOC(揮発性有機化合物/大気汚染を引き起こす)を大幅に削減しています。またLED-UV専用の高感度UVインキは、更に少ない電力でインキの硬化が可能なため省エネとなり、材料面から環境対策と温室効果ガスの削減に貢献します。

さらに工場建屋の断熱化工事を進め、外気温が室内に伝わりにくくすることで冷暖房の効率化を図っています。
(丹波工場・関東工場・東北工場・京都第二工場は完了しております。)
また、空調設備を最新のものに刷新し、消費電力をおさえ、省エネ化を進めています。
エネルギー消費を抑えることでCO2排出量の削減にもつながり、地球温暖化対策にも貢献します。