【カラー印刷工房】概要

  • NCPシリーズ出力専用のカード発行アプリケーションソフトです。
    ( 対応OS:Windows10 / 11 )
  • ICへの書き込みを『カラー印刷工房』で行う場合は、以下のIC種をオプション対応にて準備しております。
    (Mifare Standard 1K/4K ・Mifare UltraLight ・Tag-it HF-I ・I-CODE SLI ・FeliCa Lite)
  • ICへの書き込みはユーザー様のソフトで、カード印字(磁気エンコード含む)は『カラー印刷工房』で、という実績も多数ございます。
 

システム構成例

標準的な構成例は以下の通りです。
画像取込み 【デジタルカメラ】 画像取込み 【イメージスキャナー】 <印刷編>カード発行・データ取得 <作成編>レイアウト作成 NCP-165N NCP-265N NCP-165RF NCP-265Nx1
 

<作成編>レイアウト作成

  • 画面をカードに見立て、視覚的にレイアウトが作成できます。
  • パソコンに登録済みのWindowsフォント・色・サイズ等を自由に組み合わせることが可能です。
  • 画像データ・ロゴ等を自由に配置できます(対応画像形式はBMP形式・JPEG形式)。
  • 磁気エンコードを自由に設定でき、磁気エンコード搭載プリンター(NCP-260シリーズ)にてエンコーディング する事が可能です。(JISⅡ型)
  • 一次元バーコードは7種を標準装備しております。⇒【JAN8, JAN13, CODE39, CODE128, NW-7, INT 2of5, IND 2of5】
    二次元バーコードは【QRコード】を標準装備しています。
  • <作成編>にて作成したレイアウトファイルを<印刷編>で読み込み、簡易操作にて連続カード発行が行えます。
  • なお、制御DLLを使用する場合も、<作成編>で作成したレイアウトファイルを使用します。
【<作成編>画面例】
 

<印刷編>カード発行・データ取得

  • <作成編>にて作成したレイアウトファイルを選択し、簡単に連続カード発行が行えます。
  • 可変設定データを、手入力もしくはファイル(CSVテキスト形式・固定長テキスト形式)入力にて登録することが可能です。
  • 複数の画像取得方法が選択できます。(デジカメ・イメージスキャナー・既存画像のファイルパス設定等)
  • 対応する画像ファイル形式は「BMP形式」「JPEG形式」です。
  • データと画像ファイルのリンク設定を行う事により、画像取得時にファイル名(ID番号等)を 自動付加し、ミスマッチングを防ぎます。また画像取得時、位置調整や印字範囲に合わせての トリミング機能がございますので、必要な部分を適切なサイズで抽出することが可能です。
  • データのソート・検索機能等を用いることで、ある条件に適合するデータだけをピックアップして発行することが可能です。
  • 登録したデータはCSVテキスト形式で保存されますので、他のエディターや表計算ソフトに流用する事が可能です。
  • 印刷イメージを画面下部に表示していますので(非表示可)、事前に誤入力がないかチェックでき、発行ミスを軽減できます。
【<印刷編>画面例】
 

データファイル形式

  • 基本ファイル形式は、『CSV形式(カンマ区切りのテキストファイル形式)』です。
  • 文字コード体系は「JIS2004」(Unicode形式:UTF-16)となります。
    但し、読込ファイルに限り「JIS90」(ANSI形式)も有効です。
  • 画像ファイルパスの入力は、フルパスとなります。
  • <印刷編>で手入力された場合は、適切な形式に編集保存しますので、特に留意していただく必要はございません。
【ファイル構成例】
 

画像取込み デジタルカメラ(USB:ファイルパス)

  • 撮影済みのデジタルカメラをパソコンに、USBケーブルで接続します。
  • デジタルカメラのフォルダーから該当するファイルを選択し、<印刷編>に取り込みます。
  • 必要であれば、取り込んだ画像のトリミング作業や色補正・回転加工などを行い、保存します。
  • 下図は、キーコードと画像が関連設定されている例です。その場合は、指定フォルダーにキーコード名で画像が保存されます。
【関連設定画像の取込み例】
 

画像取込み イメージスキャナー

  • イメージスキャナーをパソコンに、USBケーブルで接続します。
  • イメージスキャナーに写真をセットし、<印刷編>で写真取込み処理を選択すると、イメージスキャナーの【TWAINドライバー】が
    自動的に起動します。
  • 「プレビュー」を実行して仮取込を行い、実際に印字を行いたい範囲よりも大きめに枠で囲み、「スキャン」を実行します。
  • スキャンした画像が、<印刷編>の画面に表示されますので、トリミング作業や色補正・回転加工などを行い、保存します。
  • 下図は、キーコードと画像が関連設定されている例です。その場合は、指定フォルダーにキーコード名で画像が保存されます。
【関連設定画像の取込み例】
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